イラストレーター ルーレット

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「ま、ありもしない妄想に浸るのはよそう」 敵軍の動きは、時間とともに活発化している

 帝国軍は、自慢の武装召喚師たちが動き出しており、翼型の召喚武装で空を飛ぶものもいれば、目にも留まらぬ速度で地面を滑走するものなどが聖王国軍に攻撃を仕掛け、それに対し、聖王国軍はおそらく魔晶技術によって作り上げられた兵器群をぶつけていた

鋼鉄の箱のようなものが、魔晶石の光を発しながら突貫する様は、異様というほかない

戦車というよりは装甲車であり、そのまま敵陣を蹂躙するのが攻撃手段のようだ

 魔晶人形の姿もある

(あれが……量産型か) ウルクによく似たそれらは、帝国軍の武装召喚師と激しい戦闘を繰り広げている

ミドガルド=ウェハラムの元に届いた報せは事実だったのだろう

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聖王国は、魔晶人形の量産に成功し、それを主戦力としてこの大戦争に投入した

量産というくらいだ

かなりの数の魔晶人形が生産されているのは間違いなかった

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セツナが認識できる範囲でも、百体以上はいる

それら量産型魔晶人形がそれぞれウルクと同等の戦闘力を有していた場合、帝国軍以上に厄介な相手であることは間違いない

 ウルクは、たった一体だけでも十分すぎるほどの脅威だ

 セツナは、聖王国軍の中にウルクの姿が見えないことだけに安堵した

もし、ウルクが敵としてセツナの前に現れれば、セツナはどうしようもなくなる

 やがて、帝国軍、聖王国軍の前線部隊がセツナたちを無視できなくるほどの距離に到達した

「セツナ様」 エスクが改めて、いってくる

「大暴れ、してやりましょう」「ああ!」 エスクの言葉にセツナは力強くうなずくと、馬の腹を蹴った